非破壊検査歴 40年の経験をもつ古森非破壊検査技術士事務所のブログです。


駅で列車を待っている時の鉄柱、トラクター等の小型特殊自動車、散歩している時、色々な構造物の溶接部に

自然と目が行く。

きれいな溶接だ。 波がそろっていないぞ。 清掃せずにペンキを塗ってある。等、いつも溶接の良しあしを

確認している。

40年近く外観検査(目視検査ともいう)を行っていたのでついついそういう目で見てしまう。

瀬田の唐橋1997337_s

街を歩いていると、色々な鋳物いものの製品を目にする。マンホールのふた、橋の欄干らんかん いろんなものがある。

食堂に行けば、椅子、テーブルいろいろな金属製品が置かれている。

やおら、ポケットの小銭入れの中からマグネットを取り出す。

引っ付くかそうでないか、確認している自分がいる。

最近は、引っ付かない金属が多くなってきたような気がする。


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MT(磁気探傷試験)は、(きょう)磁性体(じせいたい)のみ対象となる。

マグネットが引っ付く金属は、試験ができる。

引っ付かない金属は、できない。

永年、MTを実施してきたので変な(くせ)がついてしまった。


これらも職業病になるのだろうか。 
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