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非破壊検査 5月号に非破壊検査協会 認証事業部から以下の2つの記事が掲載された。
・「非破壊試験業務における資格レベルの適正な運用について」
・「レベル1非破壊試験技術者の活用のお願い」
記事の内容は、非破壊検査協会のホームページから確認できる。
(資格試験 認証事業部からのお知らせ (2021年2月1日付))
概略:
一部の検査実施現場においては、種々の場面でレベル3技術者を要請するケースが増加傾向にあり、
検査工事が輻輳(:集中して混み合う状態)場合などにおいては、請負者側が保有しているレベル3技術者の
数に限りがあることから、要求される人員の手当てに困難を生じている。
発注仕様書等に試験の実務者としてレベル3技術者が規定された場合でも、レベル2で十分に対応可能
な場合が多々見られます。
当協会と致しましても、それぞれの技術レベルに応じた適正な運用をお願い致したく、非破壊試験業務にはレベル1又はレベル2技術者を指定して頂くことが妥当と考えています。
要は、レベル3技術者が足りないので下位のレベル1またはレベル2技術者に要請してね。ということ。
発注者側に立てば、経験も知識も豊富なレベル3に検査実務をお願いしたい。と思うのは、当然な気がするが。
請負側に立っても、レベル3技術者がいるところにとっては、仕事が受注できるチャンスだ。
定年になり、退社する年配の方々は、レベル3資格を複数持たれている方が多い。
このことが、レベル3技術者が足りない1つの原因であることに間違いはない。
対策は、日頃からレベル3資格者を育成するしかない。
若い人の中には、なかなか合格しないのでレベル2止まりでレベル3取得をあきらめた人もいるかもしれない。
「芸は身を助ける。」と言うのと同じで、将来 「資格は、身を助ける。」こともある。
私の場合、あった。
難しい資格ほど、合格した時の喜びは大きかった。あきらめないで頑張って!!
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