NDI 40年の経験をもつ古森非破壊検査技術士事務所のブログです。

 JSNDI(日本非破壊検査協会)の放射線部門の講習を、担当している。

現在、レベルⅡ 2次試験を受験する方を対象とした実技試験講習会の真っ最中。

2日間にわたり、みっちりと合格するために講師一丸となって、教えている。

受講者の中には、新規受験者の方と再認証受験者の方がおられる。

試験内容は全く同じなので、講習も一緒。合格基準は70点同じ。

合格までに受験できるチャンスは3回同じ。

何が違うかというと、新規の方は、半年毎に3回。
再認証の方は、、有効期限前の半年間に3回。

 
 受講者の中には、リベンジを期す方もおられる。

採点結果を知らせる通知を見れば、何が原因で合格に至らなかったかが、わかるようになった。

JSNDIも受験者の立場に立って考えてくれてる。

合格しない原因は、撮影(管と鋳物)が、うまくいかなかった人が多いようだ。

NDTフラッシュにもそう書いてある。
NDTフラッシュ(JSNDI認証部門が受験者のために出している合格指南書)

  NDTフラッシュ  非破壊試験受験者必見」 過去のブログを参照してね。!!  


 再認証の方の中には、撮影の大ベテランの人もおられるが、なかなか合格しない人もいる。

聞くと、講習会に参加されていない。

これでは、合格できない。是非、講習会に参加されることをお勧めする。

費用が掛かるが、長い目で見れば、その方が安くつく。

急がば、回れ。

実作業と試験は全く異なる。と考えた方が良い。

 

 リベンジを期す方に試験内容を聞いてみると、半年前ならいざしらず、2カ月,3カ月前の内容をよく覚えていない方が多い。

受験が終わったら、内容を復元されることをお勧めしたい。

私はいつもそうしていた。
合格すれば必要ないが、もしそうではない時には復元内容が役にたつ。

すべての試験に共通する。

復元は、自分のために、後に続く同僚・後輩のために