NDI歴 40年の経験をもつ古森非破壊検査技術士事務所のブログです。

先週、新型コロナワクチン1回目を接種した。
あっという間、痛みを感じる暇もなかった。
時間にして、たぶん1秒以下だろう。 ファイザー社製。
いつも献血時には、痛みを感じるのに、今回は全く感じなかった。
なぜだろう?調べてみた。
すぐに分かった。針の太さが違う。
当然細いほど痛みが少ない。 注射針の針の太さはG(ゲージ)という単位を使う。
(ゲージの数字が大きいほど細い針)
今回の針は、25G(針の直径:0.50mm 内径:0.25mm)と呼ばれるものだ。
一方、献血時の針は、18G(針の直径:1.2mm 内径:0.82mm) 倍半分違う。
どうりで痛いはず。
調べると、一番太い針は、14G(針の直径:2.1mm 内径:1.69mm) 想像しただけで、飛び上がりそう。 逆に一番細いのは、33G (針の直径:0.2mm 内径:0.08mm) 参考:髪の毛は、0.07mm位
開発者は、岡野工業 よく聞く名前。
世界で最も細く、痛みのない注射針で、有名だ。

注射針


注射針の合否判定基準
形状に関しては長さと外径および針先角度の寸法に関して規定されており、注射針の外観、
内面に関してはキズがなく、異物が付着しておらず、仕上げ面が滑らかであることが要求。
目視検査(寸法)のみのようだ。
管と同様と考えれば、耐圧・気密試験が適用されてもよさそうなものなのに。
VT:目視検査 DT:寸法検査

初回よりは、2回目の方がしんどいらしい。
早くコイコイ2回目接種。 嫌なことは、できるだけ早く終わらせたい。